2021年10月28日木曜日

認知症リスクが3倍になる行為

 


認知症リスクが3倍になる行為



こんにちは。

利用ソーシャルワーカーの横井です。




10月担当してきましたブログも明日で最後になります。




このままいっきに駆け抜けましょう。




さて、

本日は認知症の話です。




わが国の認知症患者数は年々増加しており、

2025年には65歳の5人に1人が認知症になるといわれています。




また、認知症の前段階である

軽度認知障害(MCI)の状態にある方も増えており、

65歳以上の400万人がMCIといわれています。




ちなみに、

2019年の1年間で

認知症が原因で行方不明になったと警察に届出があった人は、

1万7479人もいたそうです。




「認知症にはなりたくない」

誰しもが思いますよね。




その一方で…




ある調査では、

回答者の7割が認知症に対する対策を

「なにもしていない」

という結果だったそうです。




認知症にはなりたくないと思うものの、

「自分は大丈夫」とどこか他人事のように

感じてはいませんか?




もし、多くの方が対策せずに認知症になっているとしたら、

対策することでリスクを減らせるかもしれません。




さてそんな中、

認知症リスクを高めるNG行為として

面白い調査結果がありましたのでご紹介します。




東フィンランド大学の研究で、

ある認知症に関する調査が行われました。




普段どれくらい、

悪口や批判、意地悪な態度をとっているか

といった質問をしたそうです。




すると、

悪口や批判が多い人はそうでない人に比べて、

認知症リスクが3倍も高いという結果になりました。




普段何気なく悪口や批判を口にしていませんか?




悪口や批判だけで3倍もリスクが高まるわけですから、

ネガティブな言葉はあらためなければいけませんね。




少し前のブログ記事で、

ネガティブな言葉をかけた水は

結晶にならなかったという話をしました。

※言葉と結晶のに関する記事



通ずる面もあるかと思います。

やはり、よい言葉は人生を豊かにしてくれます。




それでも人生には理不尽なできごともつきものです。

簡単に受け止められないこともあるかもしれません。




そんなときのために、

素敵な武士道の精神をお伝えしておきます。




武士はたとえ敵であっても

リスペクトを忘れなかったといいます。




相手が強い武士であるからこそ、

自分は強い武士でいられるのです。




相手が悪だからこそ、

自分は正義でいられるのです。




よいことも悪いこともありきで、

私たちは生かされています。




生かされているのですから、

そこには愛があり感謝があるのが必然です。




嫌なことがあったときは感情的にならず、

武士になりきって一呼吸おいてみてはいかがでしょう?




本日もよりよい1日をお過ごしください。




協立病院 地域医療連携課 横井