2021年10月12日火曜日

言葉がもつ力


 

言葉がもつ力




こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。




みなさんは普段からどのような言葉を使っていますでしょうか?




ポジティブな言葉を使うように心掛けている方もいれば、

ネガティブな言葉ばかりを使ってしまうという方もいるかもしれません。




私は医療ソーシャルワーカーとして、

日頃から患者さま・ご家族様の悩み相談をお受けしております。




日々人との会話を続けていると、

言葉の持つ力やその大切さを実感します。




ところで「よい言葉をかけた水は奇麗な結晶になる」

とう話をご存じでしょうか?




これは江本勝さんという方が行った実験で、

「奇麗な言葉」「汚い言葉」をかけた際に

結晶化する氷の違いを調べたものです。




その結果、

奇麗な言葉をかけた水は奇麗な氷の結晶ができ、

汚い言葉をかけた水は結晶にすらなりませんでした。

参考書籍「水は答えを知っている」




とくに感謝と愛の言葉でできた結晶は芸術作品のように美しいのです。




江本さんは書籍の中で、

宇宙には憎しみなどはなく

感謝しか存在しないと語っています。




この実験では、

水が言葉によってその性質を変えることを証明したものになりますが、

あらためて言葉の持つ力を考えさせられます。




ちなみに、

刀圭会には法人オリジナルのフィロソフィー(哲学)

というものがあります。



その中のひとつに

「宇宙の意思と調和する」

という内容があります。




宇宙には愛と感謝しか存在しません。




怒りや憎悪を生むのは人間です。




愛と感謝を持ち続けることが自然で、

怒りや憎悪は不自然なのです。




また、

私たち人間の身体は約70%が水分でできています。

新生児の場合には約80%にもなるそうです。




ポジティブな言葉で身体が軽くなるのも、

ネガティブな言葉で胸が痛むのも、

宇宙のあり方なのかもしれません。




私たち医療ソーシャルワーカーは

「言葉」を使って支援する専門職です。




手は体に触れることしかできませんが、

言葉は心に触れることができます。




ひとつひとつの言葉を大切にしながら

患者さまの支援をしていきたいと思います。



※クリックして拡大



次回10/13(水)

テーマ「気づき力」を投稿予定です。



協立病院 地域医療連携課 横井