2024年7月19日金曜日

大腸カメラ初体験レポート!前編

こんにちは。臨床工学技士の榊原です。 

突然ですが、みなさんは大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)をされた事はありますか?

私は恥ずかしながら内視鏡技師という内視鏡専門の資格を持っているにも関わらず、つい最近まで未経験でした…

しかし先日マラソン大会中に血便が出たことでついに決心をし、初めての大腸カメラを受けてきました!!


↑サロマ湖ウルトラマラソンに挑戦中スタート直後からお腹を下し血便&脱水に💦
一見いい写真ですが、ゴール出来ずリタイア😂



大腸カメラは検査を受けることに抵抗のある方も多いのではないでしょうか?

「痛みはあるの?」「お尻を出して検査をするの?」「途中で便が出ちゃわない?」

など、初めて受ける方は疑問や不安がいっぱいだと思います。

私は普段検査に立ち会っていてどんなことをするのか知っていて不安や緊張は少なかったので、少しでも検査の内容が分かれば不安は解消されるのでは?と考えました。

そこで!!これから大腸カメラをされる方や大腸カメラをしてみたいけど不安という方の不安を少しでも解消すべく、私の大腸カメラ初体験報告をしたいと思います🙋

個人の年齢や条件、病院によって異なる内容も多々ありますのでご参考程度にご覧ください🙇


☆大腸カメラの説明は検査が決まったその日に受ける

大腸カメラをやりますよ~と診察で決まった際に、看護師さんから検査についての詳しい説明があります。

その時に、前日に飲むお薬とそのお薬の飲み方や検査前日当日の説明が書かれた用紙が渡されます。

検査前日の食事は当院の売店で販売されている専用の検査食を買って食べるので、この日に私は買って帰りました。

検査食は検査前日の朝食から食べるので、その前までに購入できれば大丈夫です。



↑聞いた説明を覚えられなくても、この用紙を見れば
前日・当日の過ごし方はバッチリわかりました👍

↑検査食は1782円で3食+間食が入っていました。
気になるお味など中身の詳細は後程紹介!

↑食べてOK&食べちゃダメリスト

おかゆやレトルト食品がどうしても苦手…
など検査食を購入しない場合は説明の時に看護師さんに言うと食べてOKなもの・ダメなものが書かれた用紙を貰えます。
ただ検査食の方が腸は綺麗になりやすく、便をきれいにする時間も検査時間も短縮できるので私は検査食の購入をおすすめします!

☆検査の準備は前日の朝から始まる!
全日の朝から検査食を食べ始めます。
検査食の箱や袋にどれをいつ食べるのかが書いてあるのでその通り食べていきます。
わたしは検査前日にこどもの少年団の大会遠征があって出先で食べることになったのですが、レトルトパックになっていてお湯で温めたり器に移してレンジで温めることも出来るので問題なく食べられました!


朝ご飯は鯛がゆだったので、ホテルの方に温めて頂きこどもたちが朝食ビュッフェを楽しむ横で食べました。
味はごく普通のお粥で特に変わった味はせず、塩味は薄めです。
検査食なので量はもちろん多くは無いです。
足りないと感じる方はお水をたくさん飲みましょう!!
一緒にお水をたくさん飲むことで、お腹も膨れるし腸も綺麗になるしで一石二鳥です🙆



昼ご飯は和風ハンバーグと白がゆでした!
体育館で食べなければいけなかったので密閉容器に移し替えてお弁当のようにして食べました。
なので冷たいまま食べましたが結構おいしかったです😋
白がゆには味がほぼ付いていないので、ハンバーグを上にかけて食べるのおすすめです。
じゃがいもやにんじんも入っていて、お昼ご飯が一番食べ応えありました。


検査食には昼と夜の間に食べる用の間食も入っています。
内容は飲むゼリーとビスコでした。
お腹すきすぎてビスコは写真撮る前に食べちゃったので開封済みの写真です😅
このビスコがお腹がすいてるせいもあり、ものすごく美味しかったです!!
ゼリーもリンゴ味で美味しかったです。
ビスコは一枚食べるごとにコップ一杯お水を飲むようにすると満腹感を得られました。


夜ご飯のメニューはコーンスープでした。
これが検査前最後の食事になります。
スープだけなのでもちろんお腹はすきます…
でもここで我慢するか食べるかで次の日のラクさが変わってくるので我慢です!
(わたしは我慢できずうどんを食べたので便が綺麗になるのに少し時間がかかりました🙈)

夕飯後下剤を飲み始めるのですが…
食レポで長くなりましたのでここからのお話は後編でお話します😁


後編へ続く!!!

2024年6月20日木曜日

 これからの季節  熱中症にご注意です


《熱中症とは》

 人間は暑さを感じた時、おもに汗をかいて熱を体外に放出することで体温を調節しています。

ところが、高温の環境の下にいたり、激しい運動・労働による体温の上昇で体外に熱を放出しきれなくなると、身体の中に熱が込められてしまいます。

こうして起こる様々な病態を総称して「熱中症」と呼んでいます。

その症状の度合いから、おもに3つに分けられるので簡単にご紹介します。

「熱痙攣」=高温下での激しい労働や運動で大量の発汗があり、しかも塩分補給せず水分だけを摂っていると起こりやすい。

症状としては、めまい・顔面蒼白・一過性の失神。

「熱疲労」=高温下での運動時に大量の発汗により起きる。脱水とともに体内に熱がこもるのが原因。

症状としては強い口の渇き・倦怠感・強い疲労感・頭痛・めまい。

「熱射病」熱疲労が重症化し異常に体温が上昇。発汗が止まり皮膚は乾燥、体内で血液が凝固して全身の臓器に障害が起きる。

この3つに分けられたものに、さらによく言われる「日射病」が加えられます。


《熱中症を起こしたら》

・風通しよい日陰など涼しい場所や冷房が効いた室内で安静にさせる。

・意識をハッキリしていれば水分補給する。

・衣服をゆるめ、足を少し高くして寝かせる。

・体温が非常に高いときはアイスパックなどを身体に当てて出来るだけ冷やす。


熱中症は運動や労働時にだけ起こるとは限りません。

車内などの狭い空間で気温・湿度が高い状態に置かれたときも発症しますし、気温がそれほど高くなくても湿度の高い場合にも起きます。

このほか熱中症が起こりやすい条件として下記のような場合もあります。

・前日に比べて気温が急に上がったとき

・アスファルトなど人工的な舗装がされている場所

・休み明け、または連日激しい運動を続けたとき


スポーツだけでなく、色々な条件で起きる熱中症について、少しはお役に立てる情報をお伝え出来たでしょうか。

みなさん各々、対策を取りながら、この夏を乗り切りましょう。












2024年5月31日金曜日

お金と向き合いしっかりと備える

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


先日、お金に関するセミナーを

受講してきました。


けっして怪しい儲け話

とかではないのでご安心を!


セミナーのなかでは

いまの世界情勢がどういう状況なのか、

日本経済はどうなっていくのか

という話がメインでした。


日本は円安が進み、

政府も投資など個人の資産運用を

推奨している状況です。


年金・医療・介護財源はひっ迫し、

税金を納める世帯も減っています。


しかし

国を守るための軍事費も必要だし、

少子化対策も大きな課題です。


実際、介護に頭を抱える方の多くも

根本原因はお金である場合が

少なくありません。


介護施設のお世話になりたいけど、

費用が高くて支払えない場合もあります。


施設が無理なら家族で介護をしますが、

働きながら介護はできず収入が減って

しまうかもしれません。


いまがこのような状況ですから、

5年後、10年後、20年後がどうなるのか

しっかりアンテナを立てておかないと


「こんなはずじゃなかった」と

頭を抱えてしまうかもしれないのです。


お金の話ってなんだか嫌だなと

思われるかもしれませんが、


いつまでも見ないふりをしていると、

困るのは自分かもしれません。


経済は日本国内だけで回っている

わけではありませんから、


“世界の動き”がとても重要です。


でもいきなり世界と言われても

よくわかりませんよね。


ですからまずは小さな一歩から

踏みだしてみましょう。


自分が介護状態になったとき、

どれくらいのお金がかかるのか?


どういう場面でお金がかかるのか?

調べてみることをおすすめします。


対策は早いにこしたことはありません。


施設やサービスの情報が必要な場合は、

いつでもご相談ください。


□□□□□□□□□□□□□□□□□

【お知らせ】

刀圭会では

『施設見学&就職説明会』を開催予定です。

日付:6月16日(日)

時間:10時~12時

場所:アメニティ帯広

   協立病院駐車場をご利用ください


こんな方にオススメです♪

・介護施設での勤務経験がある方

・これから介護の仕事を目指したい方

・大きな夢をもって働きたい方


下記「詳細を確認する」から
専用ページに飛んで参加申し込みを
してくださいね。

(詳細を確認する) ←クリック

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私の記事テーマは「専門職のもう一歩」

専門職という型にはめただけでは

解決できない問題はやまほどあります。


人生を豊かにするための「気づき」を

地域のみなさま、そして専門職の方へ

共有させていただきます。



地域医療連携課 横井

2024年5月30日木曜日

嫌な出来事が起きたら〇〇と唱えよ!

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


先日、車のタイヤがパンクしてしまい、

タイヤすべての交換が必要で予想外の

出費がかかってしまいました。


パンクしたのは1本ですが、

溝が減っていて買い替えなければ

いけなかったようです。


無念。


人生、

楽しいこともあれば

辛いこともたくさんありますね。


とくに対人関係においては、

その波も激しくなりがちです。


こればかりは全員が全員

同じ価値観をもっているわけでは

ないので仕方ありません。


でも……

「嫌だな」と思う人に遭遇すれば

ストレスが溜まってしまいますね。


そんなときみなさんは

どのように対処されていますか?


・ひたすら我慢する

・右から左へ受け流す

・いつまでも引きずる

・自分を責めつづける

・とにかく愚痴を言う

・他人に八つ当たりする


いろいろですね。


この先あなたにストレスをもたらす

嫌な人物が近寄ってきたら…


すべては”コント”だと

考えてみるのはいかがでしょう?


これはテレビプロデューサーの

佐久間宣行氏の著書で

紹介されている方法です。


たとえばいつも自慢話を

してくる人がいれば、

心のなかでこう唱えるのです。


「コント、自慢話!!」と。


常に怒っている人がいれば、

「コント、怒りすぎおじさん!!」と、

唱えればいいのです。


するとどうでしょう?


相手の感情が高ぶれば高ぶるほど、

冷静な自分と相手のギャップが起こり、

相手の感情に引っ張られなくなります。


相手の感情と達成すべき課題は

別の問題ですから切り離して

考えるべきなのです。


心理学者で有名なアドラーも、

「すべての悩みは対人関係の悩みである」

と言っています。


他者が放つネガティブに

引っ張られれば引っ張られるほど、

あなたの悩みは増えてしまいます。


相手の不機嫌は自分に関係ありません。

あなたはあなたなのですから。

切り離して考えてみましょう。


また、人間関係以外でも

嫌なことがあったらコントに

してしまいましょう。


少しは未来が

明るくなるかもしれません。


ぜひ、「コント、〇〇」と

心のなかで唱えてみてくださいね。


コント、

タイヤ出費5万円。


□□□□□□□□□□□□□□□□□

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地域医療連携課 横井


2024年5月29日水曜日

問題を対処するカギは〇〇思考

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


医療ソーシャルワーカーとして

働いて十数年。


多くの患者さま、ご家族から

生活に関する相談を受けてきました。


病気やケガによって生じる問題は、

お金、仕事、介護などさまざまあり、

とても複雑です。


日々患者さまやご家族からの

悩み相談を受けていると


人間の思考は大まかにわけて

2パターンあると感じています。


その2パターンというのが、

思考が「未来」を向いているか、

「過去」を向いているかという違いです。


実はこの2パターンによって、

降りかかる問題への対応力に

違いがでます。


未来へフォーカスする人は

理想の未来へ動きだすための思考が働きます。


どうすれば問題を解決できるのかを模索し、

解決に向けた行動をしようとするのです。


環境が変化していくのは仕方ないととらえ、

自らが変化に順応していきます。


過去にフォーカスする人は、

変えられない過去に執着します。


「〇〇のせいだ」

「あのとき〇〇していれば」

「〇〇だったときは良かった」と


後悔や愚痴ばかりが浮かび、

なかなか現実と向き合うことができません。


そのため変化を受け入れられず、

ますます悩みを抱えてしまいます。


どちらがよいかと言えば、

やはり未来思考でしょう。


人生なにが起こるかはわかりません。


進化論で有名なダーウィンも、

生き残れるのは強い者ではなく、

変化できる者だと言いました。


病気やケガによって

いきなり抱えてしまった問題を受け入れ


それまでの価値観を柔軟に変えて

行動していくのは容易ではありません。


それでも過去にとらわれていては

未来へ進んではいけないのです。


私たち医療介護従事者は、

過去を書き換えることはできません。


ですが、

これからやってくる未来を少しでも

理想に近づけていくお手伝いはできます。


お困りの際はいつでも

お気軽にご相談ください。


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地域医療連携課 横井


2024年5月27日月曜日

自らの道は自らが切り開く

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


先日お伝えした法人のバイブル

刀圭会フィロソフィーには

数々の格言が記されています。


せっかくですので

本日はそのなかから選んだ

格言について考えていきましょう。


【自らの道は自らが切り開く】


なんだかとても男らしい言葉ですね。

そこにはこう書かれています。


現在の姿は過去の努力の結果。

将来は誰にも予想できない。


誰かがやってくれるだろうと

人に頼ったり人に期待したりせず

自身の役割を認識し努力していこうと。


医療介護に関する相談対応、

地域との連携業務など


医療ソーシャルワーカーは

多様な方々と接する機会の多い職種です。


関わる人が多くなると、

「誰かがなんとかするだろう」という

謎の期待が生まれることがあります。


ご家庭や職場でも(相手が)

「やってくれると思ってたのに…」


という場面には心当たりが

あるのではないでしょうか?


人はついつい他人へ

期待してしまいます。


自分が一方的に期待しているだけなのに、

期待が外れると相手に幻滅するのです。


他人を操作することはできません。

変えられるのは自分の価値観と行動です。


少しだけ厳しいことを言いますと…


患者さまやご家族のなかにも

他人にすべてを委ねようと

される方もいます。


「わからないので全部お任せします」と。


病気とどう向き合っていくか

介護とどう向き合っていくか

お金とどう向き合っていくか

生活環境とどう向き合っていくか


自分の意思をもたずして

誰かがなんとかしてくれる

ものではありません。


自分の道は自分で切り開く。

その上で互いが協力しあうのが

理想の形ですね。


私たち医療ソーシャルワーカーは

患者さま・ご家族の自己決定を重視します。


そこには必ず、患者さま・ご家族が

「どうしたいか」という意思が必要です。


人生に向き合うための情報が必要なときは

いつでもご相談ください。


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地域医療連携課 横井


準備が自分を守ってくれる

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


今日は準備が大切だという話を

したいと思います。

先日、私が読んだ書籍に

次のような一節が載っていました。


一日の計画は朝に立てるべきであり、

一年の計画は春に立てるべきであり、

一生の計画は若いときに立てるべきである。


要するに「前もって準備」を

しておきなさいということですね。


何ごとも冷静に考える余裕がなければ、

正しい道を選ぶことはできません。


突然の病気やケガによって

身体が不自由になってしまったとき

冷静にものごとを考える余裕はありますか?


とくに高齢者の場合は対応が遅れると、

そのしわ寄せが家族に向きます。


突然、親の介護が始まるかもしれません。

施設入所ともなれば急な支出が発生

するかもしれません。


何歳までが大丈夫なんてことはないのです。

「まだ大丈夫」なんて思っていると、

足元をすくわれるかもしれません。


これからますます深刻になる介護問題。

対策方法は3つです。


①情報を集める

②家族間で先々について話し合っておく

③必要な手続きをしておく


とくに①②は大事です。


多くの悩みに寄り添ってきましたが、

情報がないから動けないのだと思います。


まずは何が必要なのかを

「知る」ことが大切です。


そして家族での話し合いが先々に

大きく影響していきます。


本人の意思を確認できないまま、

意思疎通ができない容態になってしまい

頭を抱えるご家族が大勢いるのです。


まずはファーストステップである

情報収集から始めていきましょう。


その最初の一歩が

未来を変えていくのですから。


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