未来から逆算して考える
こんにちは。
医療ソーシャルワーカーの横井です。
「未来から逆算して考える」とはどういうことでしょうか?
ゴルフ界のレジェンド青木功氏にはこんな話があります。
ゴルフでは大抵の場合、
ティーショットをどこに落としそこから,
どのようにアプローチをしてグリーンに乗せ、
どこからパターを決めるのかを考えます。
しかし、
青木功氏の場合は違います。
青木氏は、パターをどうやって決めるかを考えてから、
アプローチの仕方を考えて1打目のティーショットを
どこに打つかを決めるというのです。
つまり、ゴールから逆算してスタートの仕方を考えるわけです。
私たちは人生の各段階で夢を抱いたり目標を立てたりするわけですが、
大抵の場合スタート地点からゴールまでを組み立てようとします。
難しく考える必要はありません。
料理では誰もができているはずです。
①食べたいものをイメージする
↓
②レシピを調べる
↓
③食材を用意する
↓
④レシピ通りつくる
これはビジネスでも趣味の世界でも家庭生活でも、
どこでも応用できる考え方です。
老後にもあてはまります。
・どこで生活をしたいのか
・誰に介護をしてもらいたいのか
・それにはいくらかかるのか
寿命は人それぞれですので正確なゴールはわかりません。
しかし、
将来必ずやってくる介護に準備をせずに臨むのはとてもリスキーです。
未来から逆算して考える。
よりより人生のためのキーワードとして、
心にとめていただけたら幸いです。
医療・介護制度やサービスのことでわからないことがございましたら、
医療ソーシャルワーカーまでご相談ください。
※クリックして拡大次回10/11(月)
テーマ「ケアマネジャーの事業所選びのポイント」を投稿予定です。
協立病院 地域医療連携課 横井