2023年1月20日金曜日

介護からは逃れられないのか?

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


多くの方が将来的に抱える

問題の一つが『介護』です。


介護をこころよく受け入れられる

という人はあまりいないでしょう。


介護が必要になれば、

仕事が犠牲になり、

お金がかかり、

時間が奪われ、

身体的負担も大きくなります。


しかし、

残念ですが少子高齢社会では

介護からは目を背けられません。


◆介護からは逃れられない?

自分の配偶者や親が若いうちに、

事故や病気で亡くなれば別ですが、

そんなことを望む人はいないでしょう。


誰もが大切な家族に、

長生きをして欲しいと考えるものです。


ですが、

いつまでも元気というのは

やはり無理な願いかもしれません。


誰しもが高齢になると

身体機能が衰えていきます。


その時期を遅らせることはできても、

完全になくすことはできません。


いずれ「介護はやってくる」のです。


そんな介護をどこか他人ごとのように思い、

自分たちが抱える問題ではないと思ってしまう人がいます。


「こんなはずじゃなかった」

「こんなことになるなんて」

「まさかうちの父親に限って」


私たち医療ソーシャルワーカーが、

面談場面でよく耳にする言葉です。


人間はどうしても自分に都合の

よい方へと思考を向けてしまいます。


ただこうした考えが、

問題を大きくさせてしまうことを

忘れてはいけません。


◆備える気持ちが大事

平成後期から令和にかけて変わったものがあります。


それは、『防災に対する認識』です。


北海道にやってた台風と洪水

胆振地震からのブラックアウト


あの経験から、

私たちの防災意識は高まりました。


「わが家は大丈夫だろう」

「そうそう災害なんて起きやしない」

「まぁそのときはそのとき」


当初はそう思っていた多くの人たちが、

防災リュックを買い、

食料品や水を常備するようになりました。


発電機を買ったご家庭もあるでしょう。


いまや人々の意識は変わり、

「いやでも災害はいつか来る」という

認識になったのです。


◆介護も同じ!いつか来る

ある日突然転倒し骨折、

そのまま車いす生活へ…


脳梗塞を発症し寝たきりに…


なにも準備していないあなたは、

困り果ててしまうかもしれません。


仕事のこと

お金のこと

自身の体調のこと


なにも”準備”していなければ困ってしまいます。


そして誰もが、

潜在的にそれを理解しているのです。


誰かが仕事を代わってくれるわけでもなく、

誰かがお金を与えてくれるわけでもありません。


私たちはそんなことを、

いわれなくてもわかっているのです。


◆介護の準備でできること

ともすれば、

備えておかなければなりません。


あなた自身が、

あなたの家族が困らないための備えです。


そして介護の備えの第一歩は

「知識をもつこと」です。


介護制度のこと

介護にかかる費用のこと

仕事の介護休暇の体制など


いまは読みやすい書籍もたくさんありますから、

1冊2冊目をとおしておくとよいでしょう。


知っているのと知らないのでは、

まったく”未来”が異なります。


あなたは「備える人」になりますか?

それとも「備えず」に問題と向きあいますか?


私たちは医療介護のプロ集団ですが、

できることにも限りがあります。


「困らないようにする」のが一番なのです。


ぜひとも、

あなたや家族が困らないように、

『備え』を意識してみてください。


そして、

お困りの際は私たちを頼ってください!


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