こんにちは。
医療ソーシャルワーカーの横井です。
多くの方が将来的に抱える
問題の一つが『介護』です。
介護をこころよく受け入れられる
という人はあまりいないでしょう。
介護が必要になれば、
仕事が犠牲になり、
お金がかかり、
時間が奪われ、
身体的負担も大きくなります。
しかし、
残念ですが少子高齢社会では
介護からは目を背けられません。
自分の配偶者や親が若いうちに、
事故や病気で亡くなれば別ですが、
そんなことを望む人はいないでしょう。
誰もが大切な家族に、
長生きをして欲しいと考えるものです。
ですが、
いつまでも元気というのは
やはり無理な願いかもしれません。
誰しもが高齢になると
身体機能が衰えていきます。
その時期を遅らせることはできても、
完全になくすことはできません。
いずれ「介護はやってくる」のです。
そんな介護をどこか他人ごとのように思い、
自分たちが抱える問題ではないと思ってしまう人がいます。
「こんなはずじゃなかった」
「こんなことになるなんて」
「まさかうちの父親に限って」
私たち医療ソーシャルワーカーが、
面談場面でよく耳にする言葉です。
人間はどうしても自分に都合の
よい方へと思考を向けてしまいます。
ただこうした考えが、
問題を大きくさせてしまうことを
忘れてはいけません。
平成後期から令和にかけて変わったものがあります。
それは、『防災に対する認識』です。
北海道にやってた台風と洪水
胆振地震からのブラックアウト
あの経験から、
私たちの防災意識は高まりました。
「わが家は大丈夫だろう」
「そうそう災害なんて起きやしない」
「まぁそのときはそのとき」
当初はそう思っていた多くの人たちが、
防災リュックを買い、
食料品や水を常備するようになりました。
発電機を買ったご家庭もあるでしょう。
いまや人々の意識は変わり、
「いやでも災害はいつか来る」という
認識になったのです。
ある日突然転倒し骨折、
そのまま車いす生活へ…
脳梗塞を発症し寝たきりに…
なにも準備していないあなたは、
困り果ててしまうかもしれません。
仕事のこと
お金のこと
自身の体調のこと
なにも”準備”していなければ困ってしまいます。
そして誰もが、
潜在的にそれを理解しているのです。
誰かが仕事を代わってくれるわけでもなく、
誰かがお金を与えてくれるわけでもありません。
私たちはそんなことを、
いわれなくてもわかっているのです。
ともすれば、
備えておかなければなりません。
あなた自身が、
あなたの家族が困らないための備えです。
そして介護の備えの第一歩は
「知識をもつこと」です。
介護制度のこと
介護にかかる費用のこと
仕事の介護休暇の体制など
いまは読みやすい書籍もたくさんありますから、
1冊2冊目をとおしておくとよいでしょう。
知っているのと知らないのでは、
まったく”未来”が異なります。
あなたは「備える人」になりますか?
それとも「備えず」に問題と向きあいますか?
私たちは医療介護のプロ集団ですが、
できることにも限りがあります。
「困らないようにする」のが一番なのです。
ぜひとも、
あなたや家族が困らないように、
『備え』を意識してみてください。
そして、
お困りの際は私たちを頼ってください!
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