2023年1月17日火曜日

古人は面談を貴ばず

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


私は職業柄、

日ごろからたくさんの人と面談をします。


面談の相手も、

患者さま・ご家族様以外にも院内スタッフ、

院外関係者などさまざまです。


たとえば患者様が退院される際には、

退院前カンファレンス(家族と専門機関同士の打ち合わせ)が

行われるケースもあります。


医療介護の世界ではこうした話しあいを、

密にすることが重要とされているのです。


しかし、本日は”ちょっと変わった”視点も

お伝えしたいと思います。


◆古人は面談を貴ばず

先日も弘法大師空海の話をしましたが、

こんな教えもあります。


『古人は面談を貴(とうと)ばず。

貴ぶところは道を同じくするに在るのみ。』


つまり、こういうことです。


昔の人は直接の話しあいを重要とはしません。


大切なのは、志を同じくして

それぞれの道を歩んでいることなのです。


そこが本質的に大事なのです。


私たち専門職は、

密な”話しあい”が大事だとしています。


もちろん、スタッフからスタッフ、

病院から関係機関への引継ぎは欠かせません。


しかし、

「話しあいをする」という行いそのものが、

目的になっている場合があるのも否めません。


◆基本理念に立ち返る

当院の基本理念は、

「患者さまへ喜ばれる医療を提供すること」です。


大切なのは”喜ばれる医療”を提供する心を、

もてているかどうかなのです。


極論、

スタッフ一人ひとりが理念に忠実な行動をすれば、

言葉を交わさずとも患者さまに喜ばれる結果と

なるのではないでしょうか。


あくまでも本質としての話ですが、

私はここが”大切”だと思っています。


当院のスタッフが理念に

忠実ではないという話ではありません!

みな素晴らしいスタッフです!


ただ……


今はコロナ禍ですから

気をつけるべきことが増え、

守るべきものが増えました。


予測できない状況に、

医療従事者も戸惑う場面も多くあります。


しかし、そんな状況だからこそ、

基本理念があるのだと思います。


迷ったらここに立ち返ればいいのです。

不安になったらここに立ち返ればいいのです。


「志を同じくしていること」が大切なのです。


まずは私自身、

そして私の部署が立ち返るきっかけとして、

この記事を書かせていただきました。


困難の多い世のなかですが、

家族や仲間との志を同じくして、

苦難を乗り越えていきましょう。


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  お知らせ

協立病院地域医療連携課では、

新たに1名の医療ソーシャルワーカーを

募集しています。

 

うちの連携室、

最大の魅力は……

 

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部署内には、

ケアマネ資格のある職員や看護師もいて、

わからないことがあっても安心です!!

 

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全員心優しい職員ばかりです。

 

私たちは『喜ばれる医療』を

実現できる仲間を求めています。

 

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募集ページ