2024年5月27日月曜日

自らの道は自らが切り開く

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


先日お伝えした法人のバイブル

刀圭会フィロソフィーには

数々の格言が記されています。


せっかくですので

本日はそのなかから選んだ

格言について考えていきましょう。


【自らの道は自らが切り開く】


なんだかとても男らしい言葉ですね。

そこにはこう書かれています。


現在の姿は過去の努力の結果。

将来は誰にも予想できない。


誰かがやってくれるだろうと

人に頼ったり人に期待したりせず

自身の役割を認識し努力していこうと。


医療介護に関する相談対応、

地域との連携業務など


医療ソーシャルワーカーは

多様な方々と接する機会の多い職種です。


関わる人が多くなると、

「誰かがなんとかするだろう」という

謎の期待が生まれることがあります。


ご家庭や職場でも(相手が)

「やってくれると思ってたのに…」


という場面には心当たりが

あるのではないでしょうか?


人はついつい他人へ

期待してしまいます。


自分が一方的に期待しているだけなのに、

期待が外れると相手に幻滅するのです。


他人を操作することはできません。

変えられるのは自分の価値観と行動です。


少しだけ厳しいことを言いますと…


患者さまやご家族のなかにも

他人にすべてを委ねようと

される方もいます。


「わからないので全部お任せします」と。


病気とどう向き合っていくか

介護とどう向き合っていくか

お金とどう向き合っていくか

生活環境とどう向き合っていくか


自分の意思をもたずして

誰かがなんとかしてくれる

ものではありません。


自分の道は自分で切り開く。

その上で互いが協力しあうのが

理想の形ですね。


私たち医療ソーシャルワーカーは

患者さま・ご家族の自己決定を重視します。


そこには必ず、患者さま・ご家族が

「どうしたいか」という意思が必要です。


人生に向き合うための情報が必要なときは

いつでもご相談ください。


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私の記事テーマは「専門職のもう一歩」

専門職という型にはめただけでは

解決できない問題はやまほどあります。


人生を豊かにするための「気づき」を

地域のみなさま、そして専門職の方へ

共有させていただきます。


地域医療連携課 横井