2024年5月29日水曜日

問題を対処するカギは〇〇思考

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


医療ソーシャルワーカーとして

働いて十数年。


多くの患者さま、ご家族から

生活に関する相談を受けてきました。


病気やケガによって生じる問題は、

お金、仕事、介護などさまざまあり、

とても複雑です。


日々患者さまやご家族からの

悩み相談を受けていると


人間の思考は大まかにわけて

2パターンあると感じています。


その2パターンというのが、

思考が「未来」を向いているか、

「過去」を向いているかという違いです。


実はこの2パターンによって、

降りかかる問題への対応力に

違いがでます。


未来へフォーカスする人は

理想の未来へ動きだすための思考が働きます。


どうすれば問題を解決できるのかを模索し、

解決に向けた行動をしようとするのです。


環境が変化していくのは仕方ないととらえ、

自らが変化に順応していきます。


過去にフォーカスする人は、

変えられない過去に執着します。


「〇〇のせいだ」

「あのとき〇〇していれば」

「〇〇だったときは良かった」と


後悔や愚痴ばかりが浮かび、

なかなか現実と向き合うことができません。


そのため変化を受け入れられず、

ますます悩みを抱えてしまいます。


どちらがよいかと言えば、

やはり未来思考でしょう。


人生なにが起こるかはわかりません。


進化論で有名なダーウィンも、

生き残れるのは強い者ではなく、

変化できる者だと言いました。


病気やケガによって

いきなり抱えてしまった問題を受け入れ


それまでの価値観を柔軟に変えて

行動していくのは容易ではありません。


それでも過去にとらわれていては

未来へ進んではいけないのです。


私たち医療介護従事者は、

過去を書き換えることはできません。


ですが、

これからやってくる未来を少しでも

理想に近づけていくお手伝いはできます。


お困りの際はいつでも

お気軽にご相談ください。


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私の記事テーマは「専門職のもう一歩」

専門職という型にはめただけでは

解決できない問題はやまほどあります。


人生を豊かにするための「気づき」を

地域のみなさま、そして専門職の方へ

共有させていただきます。


地域医療連携課 横井