2024年5月27日月曜日

準備が自分を守ってくれる

こんにちは。

医療ソーシャルワーカーの横井です。


今日は準備が大切だという話を

したいと思います。

先日、私が読んだ書籍に

次のような一節が載っていました。


一日の計画は朝に立てるべきであり、

一年の計画は春に立てるべきであり、

一生の計画は若いときに立てるべきである。


要するに「前もって準備」を

しておきなさいということですね。


何ごとも冷静に考える余裕がなければ、

正しい道を選ぶことはできません。


突然の病気やケガによって

身体が不自由になってしまったとき

冷静にものごとを考える余裕はありますか?


とくに高齢者の場合は対応が遅れると、

そのしわ寄せが家族に向きます。


突然、親の介護が始まるかもしれません。

施設入所ともなれば急な支出が発生

するかもしれません。


何歳までが大丈夫なんてことはないのです。

「まだ大丈夫」なんて思っていると、

足元をすくわれるかもしれません。


これからますます深刻になる介護問題。

対策方法は3つです。


①情報を集める

②家族間で先々について話し合っておく

③必要な手続きをしておく


とくに①②は大事です。


多くの悩みに寄り添ってきましたが、

情報がないから動けないのだと思います。


まずは何が必要なのかを

「知る」ことが大切です。


そして家族での話し合いが先々に

大きく影響していきます。


本人の意思を確認できないまま、

意思疎通ができない容態になってしまい

頭を抱えるご家族が大勢いるのです。


まずはファーストステップである

情報収集から始めていきましょう。


その最初の一歩が

未来を変えていくのですから。


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私の記事テーマは「専門職のもう一歩」

専門職という型にはめただけでは

解決できない問題はやまほどあります。


人生を豊かにするための「気づき」を

地域のみなさま、そして専門職の方へ

共有させていただきます。


地域医療連携課 横井