2023年9月6日水曜日

ブラックアウトから5年

 ブラックアウトから5年

 

北海道で最大震度7の地震が起こったのは、20189637分。

この地震にともない、北海道エリアにおいて、325分、日本で初めてとなる

エリア全域におよぶ大規模停電(ブラックアウト)が発生した。

 

このブラックアウトから、5年が経過した。

この間、施設における災害対策を考え直し災害に備える機会となった。

当法人では、流通が復旧するのを待ち、食料やポータブルストーブなど

大規模災害に備え備蓄の見直しと購入を実施した。

 

20194月、「災害時(有事)への備えに対する基本方針」を長谷川理事長が発出し

刀圭会グループ全体のBCP計画(事業継続計画)作成に取り組んできた。

・職員の行動指針

・災害の規模や出勤率に即したサービスの提供

・食料、医療品等の備蓄

毎年、検討と訓練を重ね、計画の見直しを実施している。

2020年のコロナ(感染症)の流行は、想定外の出来事で、衛生用品不足が深刻となり

直ちに衛生用品の備蓄も計画的に実施することとした。

 

 

 

最後に、ブラックアウト時に町内会長はじめ多くの報友町内会の皆様が、「何かお手伝い

出来ることはありませんか?」と、来てくれた時は、涙が出るほど嬉しかった。

このエピソードを「病院機能評価」のサーベイヤーにお話したところ、災害対策の項目で

S評価をいただきました。

これからも、利用者さん・地域の方々・職員の生命・財産を守れるようBCP計画を見直し

訓練を重ね、もしかした起こるかもしれない大規模災害に備えて参ります。

 

法人本部 前川