レントゲンの被ばく線量って本当に大丈夫?
病院や健康診断でよく受ける「レントゲン検査」。 「放射線を浴びるって、体に悪いんじゃないの?」と心配になる方もいるでしょう。 安心してください。実際のレントゲンの線量はとても小さく、日常生活や旅行などで浴びている放射線と比べてもごくわずかなんです。 レントゲンってどのくらい被ばくするの? 放射線の量は「ミリシーベルト(mSv)」という単位で表します。 胸のレントゲン(1回) → 約0.05 mSv 胃のバリウム検査 → 約5〜10 mSv 胸のCT検査 → 約5〜7 mSv ちなみに、私たちは普段の生活の中で、1年間に平均で約2 mSvの自然放射線を浴びています。 胸のレントゲンでは、その数日分に相当する程度にしかなりません。 旅行との比較で考えると… ちょっと意外かもしれませんが、飛行機に乗ったときにも放射線を浴びています。 これは高い空を飛ぶことで宇宙からの放射線を受けやすくなるからです。 東京〜ニューヨークの往復飛行機 → 約0.2 mSv つまり、海外旅行1回で浴びる放射線は、胸のレントゲン4回分くらいに相当するのです。 レントゲンがいかに少ないかわかりますよね。 体への影響は? 国際的な基準では、100 mSv以下では健康への影響は確認されていないと言われています。 医療で行われるレントゲンやCTは、この基準よりずっと低い値なので、健康リスクを心配しすぎる必要はありません。 レントゲンには、必要な検査を受けて病気を早めに見つけられるメリットがあります。 安心して検査を受けるために ①「なぜ必要なのか」医師に確認する ②不安は必ず質問する(聞くのは当然のことです!) まとめ 胸部レントゲン1回の被ばく量は、自然放射線で数日〜1週間ほどのレベル 海外旅行で飛行機に1回乗るほうが、レントゲンよりも高い被ばくになることもある 医療検査の放射線量は「害が出るレベル」ではない 不安なことは必ず聞く最後に
病院での検査というと「ちょっと怖いな」と感じることもあるかもしれません。
でも、レントゲンの被ばく量は自然に浴びている放射線と比べてもほんのわずかで、心配しなくても大丈夫です。
不安を少しでも減らして、安心して検査に臨めるように、そしてその検査があなたの健康を守る大切な一歩になりますように。
でも、レントゲンの被ばく量は自然に浴びている放射線と比べてもほんのわずかで、心配しなくても大丈夫です。
不安を少しでも減らして、安心して検査に臨めるように、そしてその検査があなたの健康を守る大切な一歩になりますように。